シャマラン作品なので以前と違いパスしようと思っていたが、たまたま時間の関係で鑑賞する。ところがこれが思わぬ秀作サスペンス。シャマランの実力を垣間見もし、また驚いた。
導入部から2時間強、この手の作品では長い方なんだが、決して飽きさせぬ驚くべき展開。ラストまで、一気。これはミステリーなどでは作品の質を問うべく基本的なことであり、見事クリア。
大体、いつも通り、何の前知識もない吾輩は、ハートネットの役柄は巻き込まれ型善良パパだと思っているから、とにかく今回は全く180度違う役柄で、そのことにまず驚かされる。ハートネットも勇気が必要だったろうが、キャスティングスタッフの勝利だろう。
キャストといえば、あの有名子役スターだったヘイリー・ミルズが冒頭で字幕登場していたのでワクワクして見ていたら、60年以上経過していても、まったく変わらぬ顔がそこにあり、またセリフもさすが、どすが利いていて立派です。ファンにとってはうれしい限り。
でも何といっても大半を占めるライブショーが実にリアルで迫力あり。このライブだけでも十分楽しめる質の高さ。アメリカはやはりすごいデス。歌手サレカ・シャマランの歌唱力は超一流で、父親の七光りではないと思う。この作品の真の実力土台造りに大いに貢献したと思います。
映画はホント見なければわかりませんネ。
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