
法月の4編ミステリー。というか、冒頭の「白面のたてがみ」と最終の「カーテン・コール」はホームズ、ポワロに関するある考えを述べたものであり、少々読みのがきつい。クリスティー、特にポワロ物は好きなのだが、ギリシャ神話が延々と叙述されるので、僕は昔からこの手にかなり弱く往生しました。
「カーテン」論も、ちょっと違和感もあり、長い中編だったけど大変でした。
まあ、楽しめたのは「殺さぬ先の杖」かなあ。でもこの作品も法月独自の作品でもないらしく、やはり法月綸太郎、さぼってますなあ。ファンがいつまで追いてきてくれるのだろうか、、。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます