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法月綸太郎の消息 (2019 講談社)(法月 綸太郎 著) 65点

2020-07-25 18:16:42 | 読書遍歴

法月の4編ミステリー。というか、冒頭の「白面のたてがみ」と最終の「カーテン・コール」はホームズ、ポワロに関するある考えを述べたものであり、少々読みのがきつい。クリスティー、特にポワロ物は好きなのだが、ギリシャ神話が延々と叙述されるので、僕は昔からこの手にかなり弱く往生しました。

「カーテン」論も、ちょっと違和感もあり、長い中編だったけど大変でした。

まあ、楽しめたのは「殺さぬ先の杖」かなあ。でもこの作品も法月独自の作品でもないらしく、やはり法月綸太郎、さぼってますなあ。ファンがいつまで追いてきてくれるのだろうか、、。


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