何か日韓問題で揺れていてしばらく韓国映画を見ていなかったような気がする。韓国映画大好き人間なのに不思議ですね。ネット等で伝達されていることすべてが真実かどうか分からないのに、、。
ということで、なんとか無難そうな映画から入ろうと思いこの映画を選びました。実に素直な映画作りで誰にも問題なく画面にググっと入っていける演出ぶりでした。まあ、.こういう主題は今やもう出尽くされた気はするが、それでも料理帖というツールが実にユニークで、泣かせます。
こういう映画は作品を見ていてふと自分の家族との関係性に行きつ戻りつする。ああ、そうだこういうことがあったなあ、もうちょっとちゃんとやっとけばよかったなあ、やはり親不孝だったなあ、なんて次から次へと湧いて来るのである。
そしてラストになって、それらの気持ちが一挙噴き出る仕掛けに、観客はこの監督の魔術に降参しているのだ。実に良作である。
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