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映画日記(3/24~3/25)

2008-03-26 16:32:25 | 書きとめ日記
24日は朝から例の天六へ行く。ほんと、よく行きますね。何かやっているさ、という感じの映画館で、いつも娯楽映画をやっています。まず「ホクテン座」で「
88ミニッツ」。
ミステリーなんだけど、世に言う遠隔殺人というやつで、実際にこの世でこのような事件が行われるというのは聞いたことがない。小説での話しなんだろうけれど、最近の説明不能の国内の事件を見ていると、こんなことがあるのかもしれないなあなんて思ってしまう。映画としては見たらすぐ忘れるような超B級作品です。
食事後、同じくホクテン座で「魍魎の匣」。
これは結構原作が素晴らしいのでしょう、映画になってもその原作のよさがデーンと控えております。詰まらなそうに見える薀蓄が楽しいです。

25日は朝から気合を入れてまずTOHOシネマズで「マイ・ブルーベリー・ナイツ」。
ウォン・カーウェイの新作だ。だが、何か空回りしている。主役の女優が僕の全くお気に入りでないかもしれないが、この作品が全く今までの作品とは異質のものであると思わざるを得ない。残念。

その後昼食をしていよいよ問題作、「 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 」。
テアトル梅田だ。
3時間前にチケットを買っておいたのがよかった。通路、立ち見まで満席。テアトルではあこんなの初めて。やはり我々団塊の世代かそれに近い世代が多い。3時間10分はあっという間に過ぎ去る。場内間違っても寝ている人はいない。凄い熱気だ。
映画は実録モノだけあって、3時間冷静だ。少年の心を通して「勇気がなかったみんな、、」といったときに初めて若松孝二の感情めいたものを感じた。
とてつもない力作。
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