まるでテレビドラマを見ているような臨場感が濃厚で迫力がありました。ただ私はver1,2を見ていないので、時折流れる桜木の自殺のことが明瞭でない。この不審が続くが、しかし、報道の自由、実際の堅牢さについて強く考えさせる演劇ではある。
パンフから60年代の政治闘争と思った私が浅はかでしたなあ。テレビ報道番組での番組作りに係る人々真の思いを吐露した劇でした。面白い取り組みをしていて、テレビの録画場面を舞台に設営してみたり、あれっと新鮮な感動さえ感じた。
この話の時代はごく1,2年前なのでしょうが、今は政権も変わりちょっとしたズレ感も漂います。そういう意味では旬ではないですね。俳優陣はみな熱演。あの狭い舞台を十分に使用してのびのびと演技する。
ただ思うのだが、彼らが思うほど、大衆は政治の真実を知りたがっているのだろうか、ということです。今、ロシアによるウクライナ侵略が行われているが、世界はまるで他山の石のようにウクライナを無視している。これが政治の本質的な実態かもしれない、、。
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