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捜査線上の夕映え(有栖川 有栖 著)(文藝春秋 2022) 75点

2023-01-04 10:39:12 | 読書遍歴

久々の有栖川作品を読む。あまり肌が合わないというか、ずっと遠のいていた長編もの。評判作です。

文章が結構い饒舌っぽく、やたら長い。あまり先に進まないなど、他のミステリーとはかなり差がありますね。450ページの長尺だが、殺人といっても1件だけで、これをどう読ませるか、、、がテクなんでしょうね。

ラスト近く瀬戸内海の小島に真相を追って、二人が乗り込むシーンがやはりいい。肝心の究極的謎はちょっと噓ぽくってどうかな、と思ってしまいましたが、でも雰囲気は出している。

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