ご当地映画であり、いわゆるスポコンものであり、涙あり笑いありの娯楽映画なのだが、これだけいい俳優を集めながら作品に活力がないのはどうしてなのだろうか、、。
この素材でミニシアター映画風に作ると結構感動作になれるものが多いと思う。結局作る材料は高価でも、最新調理器具を駆使しても、調味料、料理人が違うといい料理を作れないということなのだろうか。
とにかく8人それぞれの人生を表層的にしか捉えていないからラストの綱渡りシーンを見てもこちらにジーンとくるものもない。それではいかんと思ったのか、市長室での記念写真を見るにつけても、それがただ単なる参加写真であることにこちとらげっそりしてしまう。
参加写真だから駄目だと言っているのではない。参加写真を見て観客を感動させ突き上げるものが希薄であるのが問題なのだと言っているのであります。
メジャー系の日本映画、最近は結構頑張っていたからちょっときつめのご意見を申し上げました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます