こういうパラレルワールドを介したラブストーリーって結構好きなんだよね。韓国映画に多かったけど(『イルマーレ』とか)、いよいよ日本にも本格上陸っていうところか。
今回は男が徐々に年を取ってゆく。(これはある意味当たり前)でも女は逆に幼くなってゆく、という悲恋なのだ。アメリカ映画でもプラビが徐々に幼くなってゆくという悲恋ものがありました『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。(これは男の方だったけど)結構秀作でした。
この映画では邂逅できるのが5年ごとの一月だけというのがミソです。そして彼らは二十歳。一番美しく一番純真の時。(そういう設定) だから次に会うときは男は25、女は15。さらに次は男30、女10ということになる。そうすると、男が40の時に女は誕生する年になる。ということは、、。あとは怖い。
京都の郊外を場所設定にしているので何だか心地よい。みなみ会館でデートなんて、昔よく行った所だからか懐かしい。(但しあそこはいい映画はやっているが、下はパチンコ屋じゃなかったっけ?いや、スーパーだったかな?)
ハイ、結構涙がぐすぐす出ちゃいました。運命が分かっちゃっているという大悲恋には大の大人も泣かされるのですよ。
いい気分です。今年最後の映画でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます