かの個性派俳優テレンス・スタンプもいい老け方ですなあ。「コレクター」「テオレマ」の見事さ。一方ヴァネッサはよく見ないと分からないぐらい老けてた。「欲望」の超美貌。「ジュリア」の闘いと別れの一瞬の微笑。いずれも僕の青春でした。
でもこの映画、作られた老人映画という感じが匂うが、如何せん劇場は満員御礼。最近やたらと多いこの種の映画、これは興行的な安定志向が吹き荒れているだろうか、、。
笑えるところも多いのだが、そこは好感できる。余裕感がいい。
父親と息子の確執は少々人工的かな。指揮の先生の失恋も臭いぞ。こういうのって嫌なんだよね。
ラスト近く、服装等で大会参加基準外になるなんていうのも、ちょっと作り過ぎかな。ここから漫画っぽくなるんだよね。後半は素直には感動できない何かがありましたネ。
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