題名から推察されるか、あの「白雪姫」からヒントを得た作品だと思うが、見てみるとエネルギーからして、ものすごいことになっている。狭い舞台に10人ほどの大人が踊り狂い、汗を吹き出し、何と純粋な童話をやってのけているのである。
彼らは全然物おじせず、ファンタジーを演じ切る。かなりグレーかかったファンタジーではあるが、どんどん燃え上がる。大の大人が悪びれず童話を真正直に演じるのだ。これほど素晴らしいことはない。これほど真正面すぎることはない。これほど風を切って前を進んでいる爽快感を感じることはない。
そう、みんな演劇が大好きなのだ。好きで好きで仕方がないのだ。そんなパワーが観客席になだれ込んでくる。ものすごいエネルギーであります。
東京の下北沢、演劇のメッカはまさにるつぼのように燃えております。
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