久々の一人芝居です。100分。いつも思うが、セリフ覚えはどうやってんだろう、、。僕だったら2,3分でも無理です。
出し物は題名から思いもつかない夫婦愛で有名な智恵子抄の裏話。この作者、野田はかなり野心家で不遜です。みんなが思っている夫婦愛を逆なでにしてしまいます。あの福島の美しい安達太良山も哀しい険しい山に変貌してしまいます。
後半になると、千恵子から光太郎への強い恨みつらみに変わっていきます。何と、世間では愛にあふれた夫婦愛を売り物の高村光太郎、実際は知恵子に5か月も会いに行かなく、別の女性を文通をしていたとか、、そんな繰り言がラスト近く終始流れます。
まあ、実際もそうなのかもしれませんね。はっと驚くある劇術家たちの愛の幻影光景でした。
それにしても、一人芝居ってすごい。見ている方は通常とそれほど変わりません。
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