前作「プレゼントタイム・ハローグッバイ」 がかなり完成度が高かった劇なだけに、本作はかなりファンとして不思議な思いだったが、またいつもの匿名を歩み出したようだ。何か変だけどちょっと安心。
劇はやはりちょっとヘンテコなんだよね。感情をなくした人間の話。宇宙人がある人を拉致し、ある人を指定して、その人が泣けば解放するという。でも指定された人は感情を宇宙人になくされているので泣けない。そんな話がベースです。
そこに高校演劇部の文化祭があったりしてややこしくなる。まあ、いつもの匿名ですが、ここ数年見ている間に、劇団員が成長していますね。
全員があか抜けしてきています。みんなおしゃれです。女性陣の美しいことよ。男性陣のカッコ良いことよ。それぞれ一人でも十分他劇団で主役を張れるほどに演技力もついています。目を見張るほどだ。
前回はHEPで大きな舞台だったから、それぞれの表情、汗までが分からなかった。だから小劇場はいいのだ。彼らと一体感がある、、。
ああ、この劇のことあまり言ってませんでした。あの展開ですから、そりゃあ題名の「戸惑えよ」 通り、しっかり「戸惑い」ました。福谷氏のお望み通りなんでしょうか。とても楽しかったです。
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