ジャッキー最後のアクション映画という触れ込みを信じ観てきました。まあ、想像以上にアクションがてんこ盛りでファンを喜ばせる精神は健在でした。5つのアクションもあの無人島を除いてはどれも及第点です。さすがです。
冒頭のローラーアクションは目を見張る。これが還暦近い人とは到底思えません。ふむふむ、ようやってくれる。すっげーよ。
お城アクション、屋根伝いの身の捌き、迷路に嵌まってしまい闘犬から逃げるジャッキー。面白い。実にいい。
次は無人島。これはどういうかひどいと思う(普通に捉えると)。よく言えばインディ・ジョーンズ風ではあるものの、ちょっと3流臭がいっぱい。でも敢えてこれを選んだと思いたい。こんなドタバタも入れたかったのではないだろうか。
敵のアジト、贋作製造基地での本格アクション。これは目を見張る。勿論ご還暦など忘れちゃう。女性格闘士同志のアクションも見もの。アクション以外はちょっと雑なシーンもあるがお愛嬌。
そしてスカイダイビング。これはマンガ的だけどあそこまでしつこく空中アクションを描くジャッキーにしびれます。気持は十分伝わる。けれど、映像は還暦十分の風貌がもろで、ジャッキーとは違う異物(失礼をば)が映像に映ってる。これだけはジャッキーでもどうしようもないよなあ。
俳優陣もアレっと思うクォン・サンウの参加。女優陣の美しさも絶品。他の俳優たちも気持ちが入っている。
ラストも恐らく本当の奥さんを出演させたのだろう、なかなか大胆な構成でファンはジャッキー最後のアクション映画という触れ込みを信じる限りは加点せざるを得ないと思われるのであります。
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