何を見るべき映画なのか、とか途中でうろうろ考えてしまう。最初からニコール中心の映画だというのは分かる。分かるが、さして思ったより退屈なのだ。(予告編を見過ぎたせいだろうか)例のスピーチシーンで、、
大勢が覆った感もしないのである。
だって、彼女はスピーチで愛の力を訴えていたんだよね。あのスピーチで政治家にそれほど影響を与えたとは思えない。ただ彼女の后妃としての思いの外の真剣さは伝わったろうが、、。そもそもドゴールが参加した時点でモナコ併合の話がなくなっていたのではないか、と僕は思うのである。
ただ、后妃となっていてもグレースが映画復帰を真剣に考えていたというのは面白い。出演料を国費にでもという考えがあったのかも。
結構、館内は人が多く、やはり作品そのものよりもみんなゴシップ内幕ものが好きなんですな。(僕も含めて)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます