7,8年前に公開され、僕にとってその年のベスト1に選んだ映画のリメイクです。こんな地味で日本でもほとんどの人が見ていない作品に焦点を当てていることがまず嬉しいの一言。早速映画館へお出ましだ。
話はほとんど変わらない。映像が何故か全編少々暗い。そのため俳優の表情が詳細に見えないところが歯がゆい。意図的なんだろうが、逆にもっと明るく撮った方が、このテーマには合うと思ったが、、。
結局この映画の見どころは最後の5分なんだよね。まきもとが熱心に墓地まで譲った蕪木の野辺送りより、その蕪木を先頭にまきもとの霊に集まってくる人たちの純真な行動に圧倒的に人間の心の美しさを見る。心は通じてるんだ、、。
このラストシーンが鮮烈でイギリス映画の鑑賞時は怒涛の涙を流したものだが、今回はほとんどなし。リメイクってそういうものなのかもしれません。作品の出来にも少々相違を感じました。
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