超豪華メンバー出演と言うことで、映画ファンはそれだけで見た人もいるに違いない。まず、ファーストクレジットで、ジェニファー・ローレンスがレオナルド・ディカプリオより先というのに少々驚き。マネー配給では彼女の方が優れているということか。
この映画、ブラックコメディなんでしょうな。そもそも役者の設定からにして、おとぼけもいいところ。おそらく現地アメリカでは、最初から最後までどえらい腹を抱えた笑いが客席を充満させていたでしょう。けれどここは日本。館内ではそんな雰囲気まるでなかったす。
ジェニファーはちょっと容色衰え気味。いつもより薄化粧だからか。まだ若いはずなのになあ。ディカプリオは若い時からそれほどスマートではなかったが、貫禄が体につき過ぎ。立派にオジンになっている。そのストレートさは好感が持てる。
メリル・ストリープやケイト・ブランシェットもカメオ出演ではなく、しっかりと重要な役柄で、この作品への意気込みを感じる。
でも、冒頭の彗星発見からの2時間が長すぎます。というか、話としてはこれしかないから仕方がない、芸がないと言われても製作陣からすると仕方ないのかもしれないが、あまりに単調だね。ダレる。これだったら、同テーマのラース・フォン・トリアーの「メランコリア」の方が、彼にとっては凡作だけど、ずっと優れている。
でも2021年最後の映画がこれだというのも、自分にとってどうなのかね。来年はいい年でありますように、、。
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