
本当に小演劇。ムーブファクトリーって、とても小さい空間ビジョン。ぎっしり30人ぐらい。でもそのため、俳優の息遣い、汗まで後ろまで伝わってくるお得な演劇となった。好きだよ、この劇場。
小さな舞台空間に透明の壁が設立される。この壁が今回のテーマ。町と町との境界とも言えるし、人間の生と死ともいえる。善と悪とも考えられる。それほど考えれば考えるほど、深い内容のファンタジー劇だ。
けれど、女性の感覚豊かなこの演劇。超凝った衣装もさることながら小道具が素晴らしい。壁が透明のプラスチックで作成されるので、手作り感までこちらに伝わってくる。
きっちりラストはハッピー感まで伝わり、ファンタジーに包まれながら、この小さな演劇を僕は出る。しかし、外はめくるめく酷暑の太陽。現実はまさに夏でした。生きるって大変だ!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます