なかなか見終わってみれば変わった映画であった。こういう映画がアメリカで出てくること自体、映画産業の懐の大きさを感じる。
実にさわやかな痛快な映画なんだが、僕にはだらだら交渉が続く退屈極まりないものに思えた時間も多々あった。面白かったのは、ジョディ・フォスターの出番の部分で、さすがきらり光っている。
クライヴ・オーウェンも覆面をしているシーンが多いので、演技的にも確認できず、デンゼル・ワシントンもいつもの切れがある役柄じゃなく、イメージを変えようとしている節も見られ彼らのやり取りは意外と凡庸にも取れた。
ラストまでの中だるみをもっと切れのある演出でやっていただけると、画面にもっと釘付けになったんだろうけどなあ。
まあ、一応の水準作だと思います。
***
実にさわやかな痛快な映画なんだが、僕にはだらだら交渉が続く退屈極まりないものに思えた時間も多々あった。面白かったのは、ジョディ・フォスターの出番の部分で、さすがきらり光っている。
クライヴ・オーウェンも覆面をしているシーンが多いので、演技的にも確認できず、デンゼル・ワシントンもいつもの切れがある役柄じゃなく、イメージを変えようとしている節も見られ彼らのやり取りは意外と凡庸にも取れた。
ラストまでの中だるみをもっと切れのある演出でやっていただけると、画面にもっと釘付けになったんだろうけどなあ。
まあ、一応の水準作だと思います。
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