セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 94本、 演劇 72本

ばぶれるりぐる『ほたえる人ら』(脚本/竹田モモコ 演出/チャーハン・ラモーン)(於・independent1st) 85点

2018-07-15 19:35:25 | 演劇遍歴

旗揚げ公演だという。しかし、なんのなんの脚本がしっかりしてるし、うまい。そして何気ないとある田舎の出来事が、現代社会の光と闇を明確に浮き彫りにしている。雇われ区長が一人籠もる辺りから俄然面白くなる。ユニークである。

いやあ、観客をわしづかみにするテクはかなりの才能があると見た。モモコさん、見た目普通の可愛い女性としか見えない人だが、人は見かけに寄らないものですね。

俳優陣もみんな的確に演技をこなしている。特に得田晃子さん、籠もっているときのセリフの掛け合いがタイミング的に難しいと思うが、見事こなしている。

みんな演劇が好きなんだろうなあ、そんな意気込みがすごく感じられた。これからも伸びてゆく劇団だと思う。こういう劇を見た日はルンルン気分になります。真夏で37度の日でしたが、そんなの忘れてしまいました。


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