セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2025年 映画 01本、 演劇 00本

いつまでもショパン(中山 七里 著) (2014 宝島社) 85点

2016-09-14 20:14:50 | 読書遍歴

ドビュッシー、ラフマニノフと続いていよいよ真打ショパンが来ました。しかも舞台があのわくわくするショパンコンクールでのミステリー。しかも今回はテロリストとの闘いでもある。

このコンクールでの予選から本選に至るコンクールの描写が絶品である。例のあの音源描写は今回はとても多量で、もう楽しんで楽しんで、、。この描写とともにCDをかけて頁を繰ろうかなと思ったぐらいである。

思いがけない犯人もさすがだが、やはり今回も岬洋介の演奏シーンがものすごいなあ、、。辻井伸行らしき人物まで登場し、音楽ファンを熱狂させる。

そしてラスト近く今までの出場人物が総出で、これまたこの上なく贅沢で貴重な岬シリーズになりました。ファンサービスも旺盛で、次はどうなるのかな、と、さらに、とても関心が強くなりました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ティエリー・トグルドーの憂... | トップ | グッバイ、サマー (2015/仏)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書遍歴」カテゴリの最新記事