とてもチャーミングでちくっと人生の悲しみも訴える。でも、もうこんなに老いさらばえるとこの手の話は感動もできない。そのことにただ驚き、そして哀しい、と思うのであった。
父親が失踪し、クルマ生活を余儀なくされている3人家族。女の子はただただバースディで級友を迎えるために家が欲しい。お金があればいい。そう思う彼女は、金持ちの女性が可愛がっている犬を誘拐する計画を立てる。その顛末は、、。
と、面白、可愛く、絵本のごとく、また少女コミックのようでもあり、ちゃんと泣かせるようにもなっている。(泣かなかったけど、、) 作り話とは分かっていても、ほだされ、この面白おかしい中身に入ってゆく展開なんだけど、棒は冒頭で言ったように、乗れませんでした。
やはりこの映画は少女だけが持つ何らかのアヤシイ感覚が必要です。もう無理です。なんだかみんな嘘っぽく感じ始めたらもうそこで追いて行けませんでした。こればっかりはなあ。大人のあざとさが見える。
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