いつもはメジャー系というか、TOHOシネマズの映画作品はひと月2本ぐらいの鑑賞本数なんだが、ごく最近2年間でためたマイレージが6000点に達し、ひと月フリーパスという特典を行使してTOHOシネマズに通っている。
こうなると、日ごろ見ることもない娯楽作品も何も考えずに見られ、意外と勉強になる。昔、年間本数200本を超えていたときはそれこそ内容にかかわらず上映時間だけで映画のはしごをしていた。多い時 . . . 本文を読む
恥ずかしながら予告編のスティールが印象に残り見てしまったホラー作品です。でも全然怖くなく、少女マンガのあのなまめかしくも独特の世界を久々に感じ取りました。
まあ、ミステリー的にはいろいろツッコミどころはあるでしょうが、それには今回は触れない。冒頭でも言ったが、少女マンガのあのけがれなき純真な世界を、そのまま映画の世界に運び入れたことは僕はなかなか凄いことだと思います。
出演者もみんなきれいで年 . . . 本文を読む
原作者の辻村深月のミステリーというのは知ってはいたが、一体全体どこがミステリーなんだい?ここまで原作(の形態)を変えてしまうと作品そのものが成り立たないのではと思ってしまうが、どうなんだろう、、。
何しろ舞台が高校の女子のみが知る不思議な世界であります。こういう世界は男性だけでなく女性もいやなのでは、と思ってしまうほど深刻でけれど、あとで考えたらああつまらないという代物なのだ。
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冒頭の10CC「I’m not in love」で固まる(いい意味で)。こんなおじさんにも入れる仕掛けが施している。憎いよ。え、もう終わってしまうの?そうか、お母さんが、、。素晴らしい導入部。
エリートたちが一人もいないっていうのがいいね。みんなどこか脛に何かを持っている連中ばかり。気づいたらもはや画面は素晴らしいファンタジーの透き通った世界。それに僕はどっぷり浸かってる。
主人公 . . . 本文を読む
映像が斬新、というか変わってる。何か全編、嵐のような息吹を感じる。映画のほとんどがカーチェイスシーンだ。しかも追ってくる車をどんどんかわし、この車の後には至る所でパトカーの残骸の山。場所はブルガリアのソフィア。何かエキゾチックだ。
というか、これだけの映画なんだけど、囚われの身の愛妻も(顔はいいけど、それだけの役柄でかわいそう)、侵入してくるわけあり風娘もそれほど魅力あるわけではなし。ましてや中 . . . 本文を読む
いやあ今や懐かし北村龍平の映画だったんだ、エンドクレジットで分かった。大体この手の映画は何をどう作ってもくさされるのがオチ。ストーリー的にはまあそれほど悪くない、安易ではあるが。
心配していた俳優陣のキャスティング、これもまあまあかなあ。外人俳優の吹き替え声がいまいちずっと気になったけど、字幕版がないから仕方がないよね。
漫画もしばらく読んでないからあまり覚えてないが、ルパン三世ってこれほど不 . . . 本文を読む
ベッソンの映画だから、あ、またダメかなと期待はしていなかった。でもヨハンソンファンの吾輩はこわごわ映画館に入りました。でも冒頭からそれほど悪くはない。というか、なかなかのもの。これはイケル、、。
冒頭からのヨハンソンのダメ女(要するにズベコウ(こういう言葉ありました?)ぶりが面白い。)彼女、今までこんな役柄を10分でも演じたことがないはず。もう昔からのファンである吾輩は目がらんらん、キラキラ光っ . . . 本文を読む
主人公の青年がうぶで女性経験もないというのがわざとらしくもなく、そうなんだと思わせる雰囲気の俳優を使っているのは好感は持てる。彼女も可愛いし、、。
でも、話の中心をなす例のタイムトラベルが親近感あり過ぎというか、個別の身近なものであり過ぎ(それは製作者の自由だろうが、、)僕にとってはつまらない。エゴ意識があえて言うなら強く感じられるのだ。(これをスーパーマン並に社会正義に使えと言うつもりはないが . . . 本文を読む
周防の映画、関心高く見続けてきたが、今回はちょっとなあ。考えたらミュージカル嫌い(ミュージカルなんて思ってもみなかった)の僕には無理だったのかも、、。
やはり話に無理があるのだ。最後になってほとんどの人があれを知っていたなんて、そりゃあ、故郷からは祖父祖母が来たりしていて分かってはいたんだろうけれど、観客にはそれらを知らされていない。その伏線もないし、、。
教授のマイフェアレディ志望動機がお茶 . . . 本文を読む
ある夫婦。歳月を重ねてきた男と女。歳月すなわち時間とは何なんだろうか。彼らは子供たちを育てた家に舞い戻ってくる。しかしそこはすでに更地になっていて夫婦は重ねてきた彼らの時間の意味を解き始める。
音響がいいね。小さな空間なんだけど広がりがある。夫のハシグチは関西ではよく見かけるが今回も達者な演技。車いすでの演技は全く気にならない。もちろん健常者の役どころをきっちりこなしている。
妻の森田も発声が . . . 本文を読む