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ルパン三世 (2014/日)(北村龍平) 65点

2014-10-03 11:27:15 | 映画遍歴

いやあ今や懐かし北村龍平の映画だったんだ、エンドクレジットで分かった。大体この手の映画は何をどう作ってもくさされるのがオチ。ストーリー的にはまあそれほど悪くない、安易ではあるが。

心配していた俳優陣のキャスティング、これもまあまあかなあ。外人俳優の吹き替え声がいまいちずっと気になったけど、字幕版がないから仕方がないよね。

漫画もしばらく読んでないからあまり覚えてないが、ルパン三世ってこれほど不二子を中心にした映画だったけか。それほどメイサに気を使っていたね。もちろんファンはその意味では僕も含めて喜んでいるけどネ。

あっと驚いたのはジゲンの玉山鉄二が完全脇役だったことだね。もうちょっと色を付けてくれないとね。マイケルなんかも重要な役に設定してあるけど、ルパンと組むと無敵だなんてぜーんぜん思えなかったし、、。

銭型はあんなものかな。やはり浅野には気を使ってるよ。 綾野剛はほんと役者バカで霊気さえ漂っているようには見えた。この映画の退屈部分を救ってる。

ところで、そうそう小栗だよね。衣装も目立ったし、思ったより演技してる。悪くはない。あんなものではないだろうか。

作品全体を考えると俳優陣に予算のほとんどをつぎ込んだせいか、セットがちゃちでした。イメージを逃れるために世界各地の展開とはなってはいるが、その努力は報われてはいない。でもこれもそれほど予想外ではなく、許される範囲内。

実写版ってこんなものでしょう。(ルパン三世ファンに怒られるかな?)


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