いやあ今や懐かし北村龍平の映画だったんだ、エンドクレジットで分かった。大体この手の映画は何をどう作ってもくさされるのがオチ。ストーリー的にはまあそれほど悪くない、安易ではあるが。
心配していた俳優陣のキャスティング、これもまあまあかなあ。外人俳優の吹き替え声がいまいちずっと気になったけど、字幕版がないから仕方がないよね。
漫画もしばらく読んでないからあまり覚えてないが、ルパン三世ってこれほど不二子を中心にした映画だったけか。それほどメイサに気を使っていたね。もちろんファンはその意味では僕も含めて喜んでいるけどネ。
あっと驚いたのはジゲンの玉山鉄二が完全脇役だったことだね。もうちょっと色を付けてくれないとね。マイケルなんかも重要な役に設定してあるけど、ルパンと組むと無敵だなんてぜーんぜん思えなかったし、、。
銭型はあんなものかな。やはり浅野には気を使ってるよ。 綾野剛はほんと役者バカで霊気さえ漂っているようには見えた。この映画の退屈部分を救ってる。
ところで、そうそう小栗だよね。衣装も目立ったし、思ったより演技してる。悪くはない。あんなものではないだろうか。
作品全体を考えると俳優陣に予算のほとんどをつぎ込んだせいか、セットがちゃちでした。イメージを逃れるために世界各地の展開とはなってはいるが、その努力は報われてはいない。でもこれもそれほど予想外ではなく、許される範囲内。
実写版ってこんなものでしょう。(ルパン三世ファンに怒られるかな?)
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