鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

ヒメヒオウギズイセン

2007-07-18 | 植物
道路脇に、ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙、アヤメ科)の花がたくさん咲いています。


子供の頃から親しんだ草花なので、何となく在来種かと思っていましたが、南アフリカ原産の外来種で、園芸用に導入したのが野生化したものだそうです。
別にヒオウギズイセンという花があり、これより小さいためこの名がついたとのことです。

子供の頃、花の蜜を吸っていました(写真でも蝶が蜜を吸っている)。
また、葉で草笛を作り、ピーピーと音がしていたことから、ピーピー草と呼んでいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄浜海岸

2007-07-17 | 水辺の風景
種子島の東海岸の平山というところに鉄浜海岸があります。
ここはかつて砂鉄が取れた(鉄浜という名前はここから来ている)という以外は、取り立てて有名な海岸というわけではありませんでした。


鉄浜海岸。南を見たところ。
海岸は丸い石からなる礫の浜です。

この海岸を有名にしたのは、武田鉄矢さんです。
武田さんは、種子島を舞台にしたテレビドラマのロケで訪れて島が気に入り、その後何回も来島し(種子島の自動車学校に通って免許を取ったほど)、この鉄浜海岸に別荘を建てたのです。


武田さんのログハウスの別荘。
島の人は、ここを武田鉄矢村と呼んでいます。


武田さんの別荘の庭から眺めた鉄浜海岸。


武田さんはサーフィンをするために別荘を建てたわけではないでしょうが、ここがサーフポイントとして良好な場所であることから、サーファーがたくさん集まるようになりました。
今では、写真のようにコテージ風の建物が立ち並び、別荘地のようになっています。
武田さんの別荘はこの奥にあって、ここからは見えません。


ここを訪れたのは7月16日で、台風4号の余波で波がありましたが、朝早いためかサーファーはいませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風4号鹿児島に上陸

2007-07-14 | 風景
台風4号は、先ほど(14時頃)鹿児島に上陸しました。
現在、雨はそれほどでもありませんが、強風は続いています。
南大隅町では土石流が発生したそうです。
今日いっぱい風雨が強いことでしょう。
災害が大きくならなければいいのですが・・・


今日は家でじっとしています。
これは窓から眺めた風景で、近所のヤシの葉が大きくしなっています。
手前は、我が家の庭のカリンで、実が落ちなければいいのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネジバナ

2007-07-13 | 植物
ネジバナ(捩花、ラン科)の花です。
高さ20cmくらいで、草むらに草に混じって咲いていることが多いです。


まっすぐな茎に、ピンクの小さなかわいらしい花が縦に並んで咲いていますが、その配列が、らせん状になっていることから、ネジバナという名がついています。
別名モジズリといいます。

ラン科の花だけあって、ランに似たきれいな花です。
蝶が止まっていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯の滝

2007-07-12 | 水辺の風景
滝といえば人里離れた自然の中にあることが多いのですが、この滝は街中にあります。
それも温泉街のど真ん中です。
薩摩川内市樋脇の市比野温泉街にある湯の滝です。
川は、川内川の支流である樋脇川の、そのまた支流の市比野川です。


湯の滝。
高さは4~5mとあまり高くありません。
川の両側から2条の滝が落ちています。
温泉客が、どてらを着て見物できる滝です。


滝の下流には水車があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大川島海岸

2007-07-11 | 水辺の風景
阿久根市の牛ノ浜海岸は、東シナ海に面し、沖には甑島が浮かぶ風光明媚な海岸です。
海岸沿いに肥薩おれんじ鉄道が通っており、列車から眺める夕日は格別美しいものです。
この海岸の北に大川島海岸があります。


この海岸は入り江になっており、穏やかな湾が広がっています。
海岸は砂浜となっており、大川島海水浴場があります。
岬の先端は赤崎鼻で、その向こうのこんもりと高いのが佐潟鼻です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タケニグサ

2007-07-10 | 植物
今の時期、道端や畑の脇にこの花がたくさん見られます。
タケニグサです。


タケニグサ(竹似草)ケシ科

非常に背の高い草で、2m位になります。
上のほうに白い小さな花をたくさんつけています。
枝を折るとアルカロイドを含む黄色い毒液が出て、誤って食べると呼吸麻痺を起こすことがあるそうです。
名前の由来は、葉が枯れた後の茎が竹に似ていることから来ています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスウリの花

2007-07-09 | 植物
カラスウリ(烏瓜、ウリ科)の花が咲いています。
白い5枚の花弁の先が糸のようになっており、まるでレースのようです。
濃い緑の中に、白い花びらがぼおっと光るように咲いており、特に薄暗いところで密集して咲いているのを見ると幽玄な感じがします。


秋には赤い実をつけます。
実はもちろん食べられず、毒々しい感じさえしますが、花は非常に優美な姿です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宋功寺墓地

2007-07-08 | 史跡
さつま町宮之城に宋功寺墓地という宮之城島津家累代の墓地があります。
島津家の墓地は、鹿児島県のあちこち(加治木など)にありますが、この墓地が一番規模が大きく、歴史的価値の高いものです。
鹿児島県指定文化財(史跡)になっています。

ここには、かつて宋功寺という寺がありましたが、明治2年の廃仏毀釈で廃寺となり、今は墓地だけが残っています。


二代忠長から十六代長丸まで、家族を含めて33基の墓石があります。
写真のように非常に凝った豪華な造りの墓で、丸い穴の開いた外側の壁の中に墓石があります。
墓の前には、誰の墓か判るように名札が立っています。


これは「祖先世功碑」といい、林春斎の文章で五代久胤が建てたものです。
亀の背中に乗った珍しい碑文です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハマボウ

2007-07-07 | 植物
鹿児島市の石橋記念公園にハマボウが咲いていました。
ハマボウは暖地の海岸に生える落葉低木で、南さつま市の海岸などに生えています。


ハマボウ(浜朴)アオイ科
名前は、浜に生えるホオノキ(朴の木)から来ています。
鮮やかな黄色が美しい花です。


ハイビスイカスに似ていますが、同じアオイ科の花です。
また、形といい、色といい、オクラの花に似ていますが、オクラもアオイ科です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする