久しぶりの映画は『ルパン三世』。
アニメに親しんでいる私としては、どうかなと思ったけど、楽しみました。
別物って考えてもいいかも。 ストーリーもしっかりしているし、アニメのイメージを壊してはいないと思う。
これから見る人、飛行機の中のシーンはへぇ~って思いますよ。
先週末、出かけた帰りに映画を観ようと思ったのだけど、残席わずかで前方席しかなく断念。
なので、今日朝一番の回を観に行ってきました。
随分前に『少年H』の原作を読んでいたので、映画は絶対観たかったのです。小説同様、良い作品でした。
戦争・・・人間を人間でなくしてしまう。例えば少年Hこと肇くんが、海外から来た絵葉書を友達に見せたことがきっかけで大変なことになってしまう。
今だったら何でもないこと、普通のことなのにそんな事も許されない社会。
子ども達の心も傷つけられる。そんな二人が謝る姿に涙がこぼれました。
軍国主義がどんどん強まる中で、非国民と言われ中学の先生にも殴られる。
でも、終戦となったとたん、そんな先生が別人のように変わってしまう。
後半でHの父盛夫さんが無気力になってしまう。
何を目標に、どうやって生きて行ったらいいのか、父だけでなく少年Hも方向性を見失うようになる。
それでも少年Hも父親も、新たな一歩を踏み出していくところに希望を感じてほっとする。
母親の信仰心にHが反発する場面があるのだけど、Hの心理がよくわかる。私も疑問を投げつけてしまうと思う。ある意味、強い母なんだろうけど。
水谷豊さんの子どもと向き合う姿勢が、とても良かったです。怒るのでなく諭していく姿が素敵でした。
神戸の空襲場面がとても怖かった。早く逃げて~~と、心で叫んでしまいました。
人間の心をなくしてしまう戦争。絶対に繰り返してはならない。
突然にお休みをもらえたので、早速映画館へ直行。
『終戦のエンペラー』を観て来ました。
戦争責任というテーマは重いですが、こういう歴史があったことを忘れてはならないですね。
色々なことを考えさせられる映画です。
色々な考えがあると思います。
でも、誰もが思うことは、絶対に二度と戦争は起こしてはいけないという事だと思います。
西田敏行さん、夏八木勲さんの演技が心に残りました。
午前中は研修だったのですが、午後は職場に戻らず休みを取りました。
すぐに映画館に直行です。
『風立ちぬ』を観てきました。
大人の映画ですね。子どもには難しいかもしれないです。
切なかったなぁ~~。堀越二郎さん・・・・ゼロ戦を設計した人。
空、飛行機に憧れて、ひたむきに努力した人。
結果的には兵器を造ることになるけれど、不本意だったろうなぁ。
最後に『一機も戻ってこなかった・・・』と、つぶやく場面があるのだけど、本当につらかっただろうな。
そして、奥様との別れの場面。2人も今を精一杯生きている。
奥様がとても潔い。私だったら、すがってしまう。自分から去っていくなんてできないわ。それも誰にも言わず、一人だけで決めて立ち去る。一人で死を受け入れなくてはいけないのに。強い。
ポスターに書いてある『生きねば』の言葉が、心に残る。