ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書2(ナースの卯月に視えるもの)

2025-01-29 21:55:59 | 読書

秋谷りんこさんの『ナースの卯月に視えるもの』です。初めて読む作家さんです。

 

ナース5年目の成長物語と言っても良いかもしれませんが…。

 

ナースの卯月さんは、患者さんの思い残しが視えてしまうんです。長期療養型の病棟に、勤務しています。

思い残しとは、患者さんの心に引っかかった人、気にかけている人が見えてしまうということ。

 

それにどんな意味かあるのか、見つけ出すところから始まるのですが、途中、ある出来事で思い残しを探ることをやめます。

 

そしてなぜ、思い残しが視えるようになったかのエピソードも語られます。

 

長期療養型病棟は急性期と違い、回復が難しかったりします。命を助けたい、助けられないと負けと思っていた同僚のナースは、看護は何なのかもう一度急性期病棟に戻っていくことを決めます。

 

命にかかわるナースという仕事の大切さ、大変さが伝わる本です。

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