『シラノ』千秋楽を観劇してきました。
4回目となります。やっぱりね~~鹿賀さんが素敵です。
あんな大きなお鼻をつけていたって、素敵です。なんていうのかなぁ~~。オーラーがすごいんだね。舞台に立つと華があるんだ・・・・って、そんな一言では表せないのだけど、とにかく、鹿賀さんがすごいって思わせる舞台でした。
いろいろ切ない場面があるのだけど、ラストが一番ダメかも。今日も涙があふれました。前回は隣の知らないおねえさんが、すっごく泣くので・・・・私、引いちゃったのよね(笑)
あとね、死んでいくクリスチャンに、『何もかも話した。ロクサーヌは君を選んだ』ってセリフあるでしょう・・・・あれも弱い。シラノは辛いよ。でも、クリスチャンの立場を考えると、その前の場面で、ロクサーヌとシラノの気持ちが分かってしまった時・・・・・これもまた辛い。
最後に残されたロクサーヌなんて、2人の気持ちを背負って生きていくんだよね。これも、すっごく切ないと思うよ。
こうやって書いても、いい舞台だったと思うわ。
今日は千秋楽だったから、数回のカーテンコールの後に鹿賀さんの挨拶がありました。
とっても真面目にお話されていたと思ったら、最後に『正直言って疲れました・・・』と一言。会場爆笑だったけど、本当にお疲れ様でした。カーテンコールで、最後に一人で階段を下りてくるのだけど、毎回そのシーンでやりとげた男の姿を感じていました。
『20曲も歌ってはいけないよ~~』と鹿賀さん。20曲もあったのですね~~。本当にすごいね。そして最後に、ファンとして嬉しい一言。『また、帰ってきます』って・・・・再演は確実にあるね。
よしつぐさんは、いつも以上に張り切っているように感じられました。1幕目はたくさん、飛び上がっていたような気がします。
詳しくは書かないけど、1幕目のチャーミングなシラノも大好きです。