『ライトフライト』を観劇してきました。出演は、川原亜矢子さん・蘭香レアさん・加藤貴子さん・戸次重幸さん達です。
辛口レポになりますが、私の好みの舞台ではありませんでした。少々がっかり・・・・・・。戸次さんの舞台は結構、観劇するのです。今年は「江戸の青空」も観劇して、それなりに面白かったのです。でも、今日の舞台はいただけない・・・・・・何も残らなかった・・・・・
２時間休憩なしでずっとドタバタが続くのです。コントを見ているようでした。何か大切な事を伝えようとしていても、ドタバタで消されてしまう感じです。
出演者が皆、個性が強いのだけど、それがかみ合っていない気がしました。バラバラのもりだくさんって感じです。
後半に虎の着ぐるみが出てきた時には、馬鹿にされているような気分でしたよ。どこまでドタバタするの？って。おまけに、セリフの間違いもあり、言いなおしていたけど・・・客席にもしっかりわかってしまうのは、再びいただけない・・・・。ハプニングが笑いにならないのも、悲しいところ。
確信したのは、本人達が盛り上がってしまうと、客席との間に厚い壁が出来るんだな～～ってこと。内輪だけで盛り上がってはだめなのね。笑いをとるのは、シリアスな演技よりもずっとずっと、稽古が必要なのではないかと思ったわけです。
始まって３０分で、好みでないことがわかり２時間は苦痛でした。
ただ、加藤貴子さんの演技は面白かった。見た事ある人だな～～と思ったけど、途中でこの人「科捜研の女」で沢口靖子さんと共演している人だって気がつきました。役も面白かったのだけど、セリフの言い回しもなんとも個性があり、良かったです。
久しぶりのサンシャイン劇場でしたが、いつのまにやらちょっとだけリニューアルされていて、トイレがとてもキレイで使いやすかったです。客席の椅子も変わった気がしました。
笑いは本人が先に盛り上がってはいけない事と、やはり間合いは大切っていうのは、肝に命じておこうっと！！←どこで、笑いを取る気なんだか・・・（笑）
