ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

また、みつけてしまった

2009-10-17 23:35:10 | 観劇

中村勘太郎さんと七之助さんが出演する『錦秋特別公演 芯』を観てきました。

今年で5回目だとか・・・・たぶん、全部観劇していると思う。偉そうだけど、だんだん上手くなっているのが分かる。どんどん磨かれている感じがするの。

今年は二人だけでなく、和太鼓の林英哲さんと、津軽三味線の高橋竹童も出演されてのコラボです。

まず、林英哲さんの太鼓から。これがすごかった~~感動でした。カッコよかった~~。元々、和太鼓の音が好き。和太鼓ってかっこいい~~と思うのは、やはり日本人なのかな~って思うわ。

本当に、かっこいいし、いい音だなぁ~~と思った。客席も息を飲むって感じだったのよ。

そして、高橋竹童さんの三味線。「津軽じょんがら節」からはじまり、「即興曲」まで4曲。胡弓での「おわら風の盆」も良かったなぁ~~。優しい音色でした。

即興曲は本当に、即興で二度と同じには弾けないそうです。

勘太郎・七之助さんは『二人椀久』。太夫の七之助さんに恋焦がれる、勘太郎さんの舞踊です。恋焦がれるあまりに幻で太夫さんが登場するのね。もちろん、本物の七之助さんが登場するわけですが・・・・兄弟での舞踊です。勘太郎さんの舞踊は人気があります。終演後、おにいちゃまいいね~~と話すおば様達の声をたくさん聞きました。確かに!なのですが、私は七之助さんの女形が大好きであります。今日もとっても美しかったです

ここで、4人の方が私服で出てこられ、レポーターの武藤まきこさんが登場し、ちょっとしたトークショーがありました。

いつもそうなのですが、兄弟の黒のスーツ姿がカッコいいのです。英哲さんは白のスーツでした。太鼓を叩いているときとは全く別人でちょっと驚き。竹童さんはお話がとっても面白い!!見かけによらないんです。話すたびに、大爆笑が起きていました。

ラストはこの4人でのコラボで『芯』。太鼓と三味線に合わせて、兄弟が踊ります。新作ですよね。宗家に振り付けをしてもらったそうです。太鼓に合わせての勘太郎さんの力強さを表現する「動」の舞。久しぶりに女形でない七之助さんの舞は「静」を表現しているそうです。

これだけ盛りだくさんの内容に、大満足でした。今までの錦秋歌舞伎の中でも一番ではないかと思います。その証拠にカーテンコールはスタンディングでした。

今日のタイトルにある見つけたものとは・・・英哲さんですね。名前はもちろん知っていたのですよ。確か、さださんのトリビュートアルバムにも入っていたような・・・・。でも、演奏は初めて聴きました。気に入っちゃいましたよ~~英哲さん・・・これからも聴きに行きますよ~~。

実は・・・・帰りに英哲さんのチケット購入しちゃいました。だって、近い場所での公演だったんだもん・・・・って、こうやって観劇回数が増え財政が厳しくなるのよね~~~~とほほ・・・
(笑)

コメント
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