高泉淳子さんのジャジカルライブに出かけてきました。
ゲストはローリーさん。
もう5回だか7回継続されていて、昨年はなく今回は久しぶりのお二人だそうです。
私も今回は2回目の参加です。
アラカルトなどの高泉さんの舞台を観劇された方は分かると思いますが、高泉さんの歌の世界はある意味独特です。
古いジャズ曲に詩をのせて歌います。これがまた、とても心地良いわけです。
2部構成で2部はローリーさんと交互に舞台に出て、10役を演じます。
これがとても楽しい、歌も素敵です。
高泉さんは山田のぼる少年からはじまり、アラカルトに出演したおばあさまも出てきます。おばあさまになったときは、背中も丸まり、声も高音が出なかったり、完全になりきるすごさ・・・・・感動します。
『いろいろな事がおありになったでしょう・・・』からはじまり、今回の震災について、けっして多くは語らないのですが、歌で復興を願う気持ちが伝わってきました。
なんていうのかな~~~大きく言葉にしなくても気持ちは伝わるんだな~~なんて事を思いました。
ローリーは衣装がとにかくすごい!!高円寺の路上生活者になってみたり、フランスのジゴロになってみたり・・・・・この派手な感じが似合うからすごいよね。
そして歌声に力があり、とっても聞きやすくていい特に「アベ・マリア」が印象に残りました。
お二人のトークもとても楽しい。かみ合わない時もあって笑えました。お二人で榎本健一さんについて話されていました。漢字で書くと変な感じですが、喜劇俳優のエノケンさんです。
エノケンさんおの歌も実に哀愁があるのですね。歌の中に芝居があり、「一人ミュージカルだ」とローリーが言っていました。
是非、またライブがあったら足を運びたいです。