ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇 32(三銃士)

2011-08-09 22:39:19 | 観劇

もう一度観たくて2度目の『三銃士』に行って来ました。

今日はちょっとしたハプニングがあり、驚いた!!

三銃士とダルタニャンのある場面、お互いに見詰め合ってセリフが出ない。

お互いさぐりあうようにアドリブ・・・・

ボルトスのバナナでアラミスが汗を拭き、ダルタニャンが『汗、拭けるんだ』と言えば、アトスが『絞れるかもしれない』・・・そして、再びちょっと見詰め合う4人。

明らかにおかしい。セリフとんでるんだなぁ~~と・・・・・・・

最後の最後に、アトスがダルタニャンに『おとうさんはどうしました?』って聞いちゃった。そのとたん、芝居に戻った・・・・・。

どのセリフだったのか、観ながら考えたよ。そしたら、ロシュフォールの片目になったいきさつが、話されていないことに気がつきました。このシーンのアトスが最高に面白いのにちょっと残念。

カーテンコールは毎回、銀橋に三銃士とダルタニャンが登場してご挨拶があると聞いていたのだけど、今日のお客様は帰ってしまう方が多かった。

その挨拶がとても面白いのに、もったいないね。

アトスは『今日も暑かった!!客席の熱気もすごかった!!昨日は2週間ぶりのお休みで鍼灸院に行き、置き針を3箇所してもらい舞台に立っています』

アラミスは『本日、昼公演でバッキンガム公爵の話、前編をしたので、後編をします。』と一言。実在のバッキンガム公爵は、やはりとてもイケメンだったようで、今回の伊藤明賢さんはピッタリだと・・・・そして、この方アンヌ王妃とも熱々だったとか・・・・けれど、おごりが強く暗殺されたそうです。

ボルトスは今日の知恵袋と称して、自分の萌えシーンをお話。それはアトスとミレディの最後の場面、2階席から観る2人の影がとても良いのだそうです。是非、2階席からみてくださいと言っていました。

さてさて、最後はダルタニャン、やはり知恵袋と称して、『ロシュフォールの目はないわけで、あの目は僕のお父さんが取ってしまい・・・・』と話し出したら、アトスが橋本さとしさんに戻り、『ひどいのは、僕がセリフを忘れてしまったと思っていたこと』と暴露。

そして、そのとんでしまったシーンを再現してくれました。

ロシュフォールに傷を負わせ、お父さんはヒーローなんだ・・・・から、『おとうさんはどうされていますか?』のセリフになるんだよね。

ダルタニャンの井上芳雄さんが、最後まで自分が忘れていることに気がつかず、橋本さんが忘れているとずっと思っていたそうな・・・・・申し訳なかった!!とひたすら、謝っていました。

舞台は本当に生ものなんだなぁ~~と思う今日の観劇でした。

この舞台、また観たくなるなぁ~~~。

ルイ13世の今さん、ちょっと高い声でお話され、頼りない王の役が伝わってきました。

この舞台、王や王妃だけでなく、アンサンブルの衣装もとても素敵です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする