こまつ座の『キネマの天地』を観てきました。
物語は映画監督(浅野和之さん)の妻であり女優が約1年前に舞台上で亡くなります。病死のはずが、実は殺されたのではないか・・・・と疑い、助監督と共に犯行動機のある女優さんを4人集め真相を暴いていく形で話が進んでいきます。
冒頭からその女優さんが一人ずつ紹介を兼ねながら登場します。
新人さんの大和田美帆さんからはじまり、秋山奈津子さん、三田和代さん、麻美れいさんと、どんどんベテランになるわけです。
この4人の女優さん、自分の栄光を語りまくり、相手の事はこきおろす・・・・・嫌味たっぷりで、それが実に面白い!!笑えます。
さてさて、妻を殺害したのは誰なのか?
2幕では一人ずつ具体的に動機をあげられ、責められる。
この時笑えるのは、他の女優さん3人が必ず弁護する。
そして、そして・・・真実はそこ!!とびっくり・・・・・・そしてまたびっくり!!と、私は2度驚きました。こういう予想外の展開、大好きです。
観終って思ったのは、役者がどれだけ舞台を大切に思っているのか・・・・っていうこと。ひしひしと感じました。
他の出演者は、木場勝巳さん・古河耕史さん。
良い舞台だったなぁ~~。