藤野恵美さんの『ハルさん』です。本屋さんの紹介チラシを読んで衝動買いしました。
妻を亡くしたハルさんが、一人で愛娘ふうちゃんを育てるお話です。
ふうちゃんの結婚式当日に、幼い頃からの思い出を語っていく物語になっています。
悪い人が誰も出てこないのですよ。この親子のあったかさがとてもよく伝わってきます。
父親のハルさんがとってもいいです。娘の行動一喜一憂する、おとうさんが何ともいえません。
このお父さんの仕事が人形作家です。ビスクドールを作っているのですが、ちょっとだけそっちに興味をもちました。好きな仕事に夢中になっている、父ハルさんに惹かれたのかもしれません。
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