戯曲や舞台演出をしている平田オリザさんの『わかりあえないことから…コミュニケーション能力とは何か』を読みました。
きっかけは平田さんの講演会を聞いたことです。仕事関係で足を運びましたが、とても興味深く、本を購入したわけです。
コミュニケーション能力とよく耳にしますが、簡単な事ではないですね。
奥が深いです。コミュニケーション能力とは、なんて大きいものなのだろうと思いました。
いろいろな事につながるんですね。
うまく書けないのだけれど、読んで良かったです。
舞台演出もされるので、舞台の事も書かれており、何気ないセリフもこんなにいろいろな感情があるのか~など、目からうろこ…へぇ~と思うことばかりでした。
人はいろいろな役を演じて生きている。妻とか夫とか、母とか父とか、仕事では課長とか…。
その根幹にあるのが自分であり、自分がどんな人間か分からないのは普通なんだと言う話が印象に残りました。
なんかふっと、良い意味で肩の力が抜けました。