ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇1(立川談春新春独演会)

2016-01-11 16:01:08 | 落語
今年初の観劇は談春さんの落語。

PARCOの志の輔落語はチケットがとれなかったけど、こちらは取れました。年末のチケットといい、談春さんが続いております。

面白かった、たくさん笑って来ましたよ。

不思議ですよね~演者は一人、セットがあるわけでないのに、いろいろな登場人物が見えてくる。セットも見えてくる。
話に引き込まれて大笑い。これが私にとっての落語の魅力になっているんだなぁ~、きっと。

演目は『明烏』と『子別れ(下)』。

明烏は、世間知らずの若旦那が初めて吉原に行く話。若旦那の両親とのやり取りも楽しいけど、本当にお坊っちゃまの若旦那の天然ぶりが笑えます。

子別れは、泣けてきました。
酒ばかり飲んで、仕事もしない大工が心を入れ替えて真面目に働いているのですが、偶然妻と一緒に去って行った息子と出くわす。

出来ればもう一度やり直したいと思うのに、大人の見栄や事情が絡んで言えない。
それを取り持つのが子どものかめちゃん。
この子が実にこまっしゃくれていて、憎たらしいやらかわいいやら。
一所懸命さに涙がこぼれそうになりました。

もちろん、まくらの話も面白かったです。真面目に話しているかと思ったら、とんでもないところに笑いがあったり、油断できません。

最後に、これからPARCOに行かれる方はいませんよね?と一言。気になるのかな~。
コメント
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