ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書26(ラストレシピ 麒麟の舌の記憶)

2017-12-02 21:53:11 | 読書
映画はなかなか観に行けないので、原作を読んでみました。

田中経一さんの『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』です。
壮大な物語です。
現代と戦争時代がシンクロしながら進みます。

戦争時代の話に戻ると気持ちが重くなります。だってその時代の主人公である山形直太朗さんは亡くなっているわけですから…

なぜ亡くなったのか…その謎から見えてくる結末が予想もしないことでした。
今だからあり得ないと思うけど、もしかするとあの時代はあったかもしれない。
戦争は本当に人を狂わせる。そんな恐ろしさを感じました。

この物語、戦争の悲惨だけで終わらず、ラストは幸せな気持ち、良かった~とホッとする部分もあります。

映画ではどう描かれるのかな?観てみたいな~。
コメント
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