村田喜代子さんの「エリザベスの友達」です。
認知症のおかあさんを介護している姉妹を中心とした物語。
温かいお話です。
介護を経験している人には頷ける部分もあったり、認知症に対して改めて学ぶ事もあったりで勉強にもなりました。
介護している人は落ち込んだりすることも多いのだけれど、認知症を前向きにとらえてバックアップしてくれる施設の人にほっとします。
こういう施設に巡り会えたら幸せだなと思いました。
私達は前へ前へと前進しているけれど、認知症の方はどんどん後ろに下がりますと言う言葉、心に残りました。記憶が過去へ過去へと後退するのですね。
物語に出てくる姉妹のおかあさん(初音さん)は20代の記憶をさまよう。
昭和15年頃に夫と天津に行き長女を出産したこと、時代背景が先日まで読んでいた中原の虹と同じで、偶然だけどちょっと驚いてしまいました。
書評が高かったので読んでみましたが、読んで良かった1冊です。
認知症のおかあさんを介護している姉妹を中心とした物語。
温かいお話です。
介護を経験している人には頷ける部分もあったり、認知症に対して改めて学ぶ事もあったりで勉強にもなりました。
介護している人は落ち込んだりすることも多いのだけれど、認知症を前向きにとらえてバックアップしてくれる施設の人にほっとします。
こういう施設に巡り会えたら幸せだなと思いました。
私達は前へ前へと前進しているけれど、認知症の方はどんどん後ろに下がりますと言う言葉、心に残りました。記憶が過去へ過去へと後退するのですね。
物語に出てくる姉妹のおかあさん(初音さん)は20代の記憶をさまよう。
昭和15年頃に夫と天津に行き長女を出産したこと、時代背景が先日まで読んでいた中原の虹と同じで、偶然だけどちょっと驚いてしまいました。
書評が高かったので読んでみましたが、読んで良かった1冊です。