馳星周さんの「少年と犬」です。直木賞受賞作ですね。
多聞と言う犬が旅をする物語です。多聞は何を目的に旅をするのか?どこに行きたいのか?誰に会いたいのか?
結論的には会いたい人にあえるのだけど、そこに行き着くまで5年。その間にいろいろな人たちとのふれあいがあります。
ネタバレになるけれど、出会った人たちの最後が切ない。悲しい結末なのだけど、そのなかでも多聞と出会ったことで、かすかな幸せな時間がある。
その時間があって良かったと思うのか、思えるのか…
とにかく切ない。
そしてラストは一人の少年を救えたと思うけれど、やはり切ない。
犬は受けた愛情を忘れないって言うけど、この物語の根底には常にそれがあると思う。
文章が読みやすくて、あっという間に読み終わった。
多聞と言う犬が旅をする物語です。多聞は何を目的に旅をするのか?どこに行きたいのか?誰に会いたいのか?
結論的には会いたい人にあえるのだけど、そこに行き着くまで5年。その間にいろいろな人たちとのふれあいがあります。
ネタバレになるけれど、出会った人たちの最後が切ない。悲しい結末なのだけど、そのなかでも多聞と出会ったことで、かすかな幸せな時間がある。
その時間があって良かったと思うのか、思えるのか…
とにかく切ない。
そしてラストは一人の少年を救えたと思うけれど、やはり切ない。
犬は受けた愛情を忘れないって言うけど、この物語の根底には常にそれがあると思う。
文章が読みやすくて、あっという間に読み終わった。
