ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書17(ささらさや)

2022-08-10 15:16:09 | 読書
加納朋子さんの『ささらさや』です。
「いつかの岸辺に跳ねていく」を読んで加納朋子さんに興味を持ち読んでみました。
あたたかいお話ですね〜加納さんの本、まだまだ読んてみたいです。

物語は子どもも生まれて幸せの絶頂にいるさやの目の前で、夫が交通事故で亡くなってしまうところから始まります。

さやは人見知りも強く、すぐに涙がこぼれる、とてもか弱そうな女性。夫の実家に子どもを取られそうになり、引っ越しと言う形で逃げてくる。
そこで知り合ったヤンキーなエリカさん。その子どものダイヤ君。
おせっかい過ぎるおばあちゃんトリオ、お夏さん、久代さん、珠子さん。この人達に助けられて再生していくのです。

亡くなったご主人は常に見守っていて、ご主人が見える人だけに一回だけ入り込むことが出来る。何度か助けてくれるのだけど、いずれは別れが…でも、それはさやが自立出来るという証拠。
いい話だったなあ。
コメント
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