ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇1(志の輔らくご in PARCO劇場)

2023-01-14 19:56:48 | 落語
今年最初の観劇は『志の輔らくご』。
演目は「まさか」「狂言長屋」「百年目」。

〈まさか〉は、まさかの使い方についてのやり取り。使い方一つでは相手に不快感をもたらす。まさか、お宅の息子さんに嫁が来るとは…って直接いってはダメよね。
良い意味でのまさかが一つでも起こる一年であると良いなぁ。

まさかって坂は本当にあるのでしょうか~と映像で紹介。あるんですね〜。それもPARCO劇場のすぐ近くに。もちろん帰りに写真を撮りました。

〈狂言長屋〉は身投げをしようとする人を助けて連れ帰る。訳を聞くと、狂言が書けないという。長屋の人達とのやり取りが楽しいのだけど、途中からは狂言の舞台になりました。
PARCO劇場での落語はいろいろな趣向があって楽しいです。
狂言を見せてくれた方の名前を忘れてしまったのですが、茂山千五郎の門下生と紹介されたと思います。

〈百年目〉は老舗の旦那さまと番頭さんのお話。堅い人として知られている番頭さんが羽目を外して遊んでいる姿を旦那様に知られてしまう。もうこれで全て終わりだと落ち込む番頭さん。
見つかった瞬間に、「お久しぶりです」と挨拶するのですが…。

結果は番頭さんの心配は杞憂に終わり、全てプラスとなるのだけど、最後に旦那様が一言。「昨日も合っているのになぜお久しぶりなのだ?」と聞く。
ここでタイトルになっている「百年目」というオチがつく話。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読書1(一刀斎夢録下巻 +帰郷)

2023-01-14 09:43:55 | 読書
正月休みでしっかり読書から遠ざかっていました。
読了するのに時間がかかった。

浅田次郎さんの『一刀斎夢録下巻』です。

新選組の斎藤一さんのひとり語り。
時代が変わるっていうのは、とてつもなく大きなことなのよね。
下巻では西郷隆盛が出てきます。
歴史に疎い私は、明治維新を起こした一人でもある西郷隆盛さんが、なぜ責められるのか分からず、調べてみたくなりました。
大河ドラマも見ていたのだけどなぁ~。
故郷薩摩のために、動いてしまった部下のために後に引けなくなったのか。西郷隆盛さんも辛い。

ラストで斎藤一さんがずっと気にかけていた、市村鉄之助との再会がある。でも、これがとてつもなく切ない。

この時代があるから、今がある。歴史は面白い。

斎藤一さんも含めて、あの時代の人達は今の時代をどう見るのだろう。


+帰郷とタイトルに書いたのは、去年の10月に読了した同じく浅田さんの『帰郷』です。アップ忘れてました〜。
帰郷は戦争の物語。短編集です。
これも悲しい物語というか、いろいろ考えされられる本でした。

両方とも今を現在をしっかり生きていかなければと励まされます。
ダラダラしちゃうんだけどね~。

このブログ、すっかり観劇と読書の備忘録となっていますが、今年もよろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする