ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇2(ジョン王)

2023-01-18 20:27:29 | 観劇
ジョン王を観劇。

始まりとラストの演出が面白かったです。

舞台後方が開いて赤いパーカーを着た青年が、現代である外からやってくる。舞台に入るなり、スマホでいろいろ撮影する。
隣のおばさまが、「あら、誰か入ってきちゃったわよ。大丈夫?」って…←どう見ても、小栗旬さんでしょ!おばちゃん!と突っ込みたくなりました。

ラストでも旬さんだけはカーテンコールで挨拶せず、動かず。そしてヒューバートに銃口を向けられながら、衣装である鎧?剣をどんどん外し、最初のパーカー姿になって再び舞台後方から現代の世界に戻っていく。

ある意味、タイムスリップしてやってきたのでは?とも思えました。

出演は小栗旬さん、吉田鋼太郎さん、吉原光夫さん、高橋努さん、玉置玲央さん、中村京蔵さん達です。
そして久しぶりのオールメールの舞台でした。

観劇して思うのは、反戦を強く感じたということ。戦争は何も残さない。残すとするなら、嘆き、悲しみのみ。たまらなく辛いです。ウクライナを考えてしまいます。

ジョン王は若き王子アーサーを亡き者にしようと、ヒューバートに命じます。この方法がものすごく残酷で舞台を見てられませんでした。
でも、ヒューバートの高橋努さんは殺せなかった。生きろと命を救います。本当に安心したのだけれど、アーサーはその後1時間もしないうちに、自ら命を断ってしまいます。
その遺体を見つけたヒューバートの嘆き悲しみ、こんなにつらいことはないです。もらい泣きでした。

そしてそして、アーサーの母親であるコンスタンスの玉置玲央さん。我が子を奪われ狂気となってしまう。激しい嘆き、悲しみがひしひしと伝わってきました。


戦争は本当に愚かなことなのです。
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