ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇23(太鼓たたいて笛ふいて)

2024-11-07 21:29:57 | 観劇

こまつ座の『太鼓たたいて笛ふいて』です。

2008年と2014年に観劇し、今回3度目になります。

 

出演は大竹しのぶさん、高田聖子さん、近藤公園さん、土屋佑壱さん、天野はなさん福井晶一さんです。演奏は朴勝哲さん。演出栗山民也さん。

 

世の中の作り出す物語の中に放り込まれ、太鼓たたいて笛ふいて戦争への道に進む時代に生き、後半生にそれを懺悔するかのように原稿用紙に作品を書き続けた林芙美子…(チラシより)

 

従軍として戦地に向かい結果的に戦争に対して、太鼓たたいて笛ふいて戦争を美化する、あおることになる。それが間違いだと気がついたときの恐怖、後悔…想像しただけで怖くなってしまう。

 

真実を書かないとならない。歴史はいつか忘れ去られてしまう。でも、市井の人々に起こったことは残さないといけない。

 

良い舞台。

多くの人に観てもらいたいと思う舞台の一つ。

終演後、トークショーありました。司会は土屋佑壱さんで高田聖子さんと、天野はなさんのトークでした。

2枚目の写真は、今年のこまつ座4公演(夢の泪、母と暮せば、芭蕉通夜舟、太鼓たたいて笛ふいて)を観劇したのでプレゼントの10色サインペン。

 

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読書28(いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。)

2024-11-02 23:26:19 | 読書

標野凪さんの『いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。』です。喫茶ドードーシリーズ3巻目になります。

短編集で5話あるのですが、登場人物が全てに繋がっているのが面白いです。

5人の女性たちなのですが、それぞれに悩みを抱えています。

正しい正解だけを求めて白黒はっきりつけてしまう保険会社の人、先を考えすぎてまったく動けなくなってしまう人、自分に自信が持てない人などなどです。

前作の2冊もそうでしたが、共感できる話が多いのです。

それだけでなく、男女平等とは女性が働くとはなど、考えさせられる部分も多いです。

 

ラストで喫茶ドードー店主のそろりさんも、しばしお店を休むことになります。このシリーズも終わりかぁ~と思ったのですが、エピローグで復活してました。続編ありますよね。楽しみです。

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