現代日本に宗教が定着しない理由に関する一試論

2006-10-19 01:33:13 | 宗教分析
日本人の「無宗教」、あるいは宗教的帰属意識のあり方について、「アメリカ的物質至上主義」などを取り上げながら考えてきた。その中で最近根拠もなくふと思ったのは、いわゆる日本人の「宗教的寛容さ(ないし適当さ)」がむしろ「無宗教」が支配的という状況の現出に深く関わっているのではないか、ということだ。「宗教的な寛容さ」は、その響きから「外から入ってきた様々な宗教を思い思いに吸収しつつ信仰する」というようなイ . . . 本文を読む
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