不快感の表明が奨励される社会

2007-09-23 12:32:23 | 抽象的話題
今まで、悪いのは常に他の誰かだと考えたり、作品に対して不快感を覚えたときとにかく作品のせいにする傾向について述べた。ところで、このような傾向はいかにして生まれるのだろうか? 二つの要因があるように思える。 一つは「不快感を表に出すべし」という考え方だが、これは「泣き寝入りはよくない」という考え方、あるいは「事なかれ」の否定とも言い換えられる。これは、セクハラやいじめの告発など、必ずしもマイナス . . . 本文を読む
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