この世界の片隅に:アニメ版の持つ圧倒的没入感について

2016-12-21 12:12:53 | レビュー系
「この世界の片隅に」の原作を読み終えた後、今年最後の休みを使いテアトル新宿でアニメ版を見てきた。まず結論から言えば、生涯ベスト級の映画であったと断言できる。   それは様々な理由によるが、一つは監督の片渕須直が機械類を精密に描く名手であることが大きい。というのも、前にも述べたように、この作品は世界の生々しさが我々を容易に当時の追想・追体験へと誘ってくれることが作品の魅力として大きいの . . . 本文を読む
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