アウクスブルクの大聖堂は904年に建造が始まった。上記の写真にある西側がロマネスク式(10・11世紀)、前回の記事で掲載した写真の東側がゴシック式(14世紀)となっており、聖ウルリヒ・アフラ教会(カトリック教会にプロテスタント教会が併設)とはまた違った意味で、アウクスブルクという町の、否ヨーロッパの歴史を象徴する建築物の一つと言っていいだろう。
さっそく中に入ると、
美しいステンドグラスと祭壇に思わず見惚れる。
側廊にあたる部分は質素だが、むしろ歴史の風雪を耐え抜いてきた力強さを感じさせる。
側廊から見た礼拝堂。ステンドグラスもそうだが、アーチ構造と高い天井はゴシック式の典型と言える。
こちらは側廊を逆側に見た写真。こちらにもステンドグラスが見える。
というわけでいつくか掲載した写真からもわかるように、この大聖堂はステンドグラスで有名である。特に、そこでは12世紀に属する最古のステンドグラスが存在しており、まさしくロマネスク式からゴシック式への移行期を象徴する存在と言える。
さて、それでは他の空間も見てみようかな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます