石老山&相模湖の旅

2012-10-15 18:39:47 | ぶらり旅

もある、もある。でも・・・湖がないでしょ!!(byサクラ)

 

そう、実は関東圏の湖って行ったことないのよね(7年前十和田湖には行ってるけど)。というわけで(?)、この前相模湖に行ってきました。記録によると二年前の7月4日に行くつもりだったが、確か電車を乗り間違えてやる気をなくし、駅の構内でお好み焼きか何かを食っただけで帰ったのであった(←クソバカ)wついでに言えば相模湖は「石老山」なる山が隣接しているのだが、この前の尾瀬行きでコルセット付きなら10時間近く山歩きをしても大丈夫だと判明したのでこちらにも挑戦することにした。

 

前回のミスがあるのでさすがに経路を調べる。なるほど高尾まで行って乗り換えるわけね。つか京王線とJRのこの価格差はなんなの?時間変わらないのにこれじゃボッタ(以下略)。で、京王線準急→高尾→中央本線で相模湖のルートを選択。ジャージ上下にPCバックという謎の出で立ちで旅立った。

 

連休だけにリュックを背負った人たちや外国人の団体旅行客などもいて賑わう中、久々に宗教関連の疑問(東アジアとキリスト教etc)をノートに書きつつ、相模湖へ向かう。高尾からやたらトンネルを通過するところに(そしてひと駅なのに結構時間がかかるところに)、境界線を超えてるような感覚を抱きながら。

 

さて、駅前に降り立つと早速石老山へ向かうバスを探す。「三ヶ木」行きがちょうど来ていたので乗り込み石老山への距離を確認していると、親切な運ちゃんがどこに行くのか聞いてくれたので山っすわ~と言うと「それ今出ちゃったあのバスだよ」ってまさに駅のロータリーをバスが抜け出ている姿が見えるではないか!ジーザスクライスト!

 

かと言って魯鈍な頭は信号機で止まる可能性を考慮してそのバスまでライトニングダッシュする発想をしないわけで(まあ腰の件もあるからね)、次のバスを時刻表で調べてみるに・・・26分後と判明。う~ん、微妙な時間や。もう一時過ぎてるからそれまで駅周辺をまったり歩き回りませう、的な状況でもないし。しゃあねえ。バスで190円程度ならタクるか。軍資金が1000円しかないので、近くの農協で金を下ろし、タッキーで石老山入口へ。

 

1300円ほどかかったが、JRを使わなかった分節約できた金で相殺や!とかなり意味不明な理屈で自分を納得させ、山を目指す。なんか高川山に行った時と雰囲気似てるなあ。つか何でこんなに暑いの?上着いらんやんと腰に巻いたりしながら、坂道をどんどん登っていく。

 

はい、ここが入口ですよ、ってわかりにく!w謎の鎧着た集団がいたが、どうも撮影中みたいだ。ちょい急ぎ足になるが、女性スタッフから気にしないでいいですよ~と言われる。俺今あんたに惚れたわ。山を降りたら美味いビールを飲みにいこうぜ(←アホ)。

 

 

 

とまあそんなこともありつつ、登山用に舗装された道をどんどん登る。登山者自体の数は少ないが、結構子供づれが多いように見える。割と登りやすい山ということか。まあ高川山と比べると雲泥の差なのは確かやなwほいじゃこの後は説明より写真でお送りいたします。

 

 

 

色々端折ったが、まあこんな感じの風景を見つつ頂上に着きましたよと。澄んで引き締まった空気と湖の眺めが最高だわ。記事の着想が様々浮かんでくるわい。ついでに山頂でしばし休憩しようと思ったが、予想に反して全く疲れていない。う~む、ここ最近チャリが撤去されて(三日やそこらだが)歩くようになったからその効果だろうかwまあ休む必要がないならとっとと先を急ぎますかね。

 

 

なんかあの観覧車めっちゃ気になるわ~w今度調べてみよう。なんて思ってるうちに展望台へ到着。

 

 

 

親子三人のグループがいて、この子供(3才くらい?)がかぁいいんだまた(*´▽`*)くっ、これは景色に集中させまいとする何者かの陰謀に違いない。おのれ~、だまざれんぞマネマネめ(意味不明)!!しかし道路の渋滞スゲーな。連休の最終日で帰宅ラッシュなんやろね。

 

ここからは雰囲気が大きく変わり、ゴツゴツした未舗装の道が続く。

 

上りよりずっとこっちの方が危険だわ。昨日雨が降ったこともあって、石がすべるしね。しかも右手は沢になってるけど、巨大な岩が連なってるから落ちたら大ダメージ確実やで。ざわ・・・ざわ・・・こりゃ慎重に進まねばなるまいて。

 

 

と緊張感を保ちながら進むと舗装された道へたどり着きましたよと。少し歩くと車道へ出た。標識に従い右へ進むと、途中で「渡し舟」の看板が。渡し舟なんてヴィクトール運河以来やな。こりゃ乗らねばなるまいよ。しかし今日は休日だけどやってんのかな?と入口を見ると「運行中」の表示が。じゃあと先に進んでみると、草が生い茂ってて人家の庭的なところを通って・・・となんか秘密基地か何かに向かって突き進んでるみたい。しかもこの草の感じは人の手入れが行き届いてない感じがするから、あるいはすでに渡し舟は**してしまっているんじゃないか?とするとこの渡し舟は一体どこに通じるものなのか・・・そんな危険性を警戒しながら竹やぶの間の道を下りていくと、

 

 

 

ありまちた。つかスタッフいね~wやっぱ幽(以下略)!?と思ったら

 

 

 

なるほど。いない時はドラム缶をオラオラしろとwでヒノキノボウにて「ほあたーー!」と叩いてみれば、ドラのような音がなって向こう岸から声が聞こえる。向こうが何言ってるのかよく聞こえんが、とりあえず認識はされたらしい。まあ相手がここに存在しているなら、だが(しつこい)w

 

・・・
・・・・
・・・・・
なかなか船が来ない。そして目の前ではボートに乗った二人組が釣りを始めた。まさか忘れられてない?ともう一度ドラム缶をあたっちょーと叩いてみると、「まだ船が戻ってきてないんでもう少し待ってくださーい」という声が確かに聞こえた。なんか俺クレーマーみたくなっちまったなw

さて船に乗って早速出発。うーむなかなかに美しい景色ではないか・・・

 

ボート内では石老山に登ってきたのか聞かれたので意外に楽だったと答えると、驚いた様子だった。どうも、予想よりきつかったという人が多いらしい。こちらからは客の入りの話を振る。連休はやはり客が多いらしいが、向こうの返答からすると利用者は100人行かないくらいらしい(60~70人くらいか)。大人が一人600円なので、平日がだいたい1万と仮定すると、月40万ってとこかしら(紅葉の季節ならともかく、普段はもっと少ないか)。まあ渡し舟の向かいの店も経営してるんだとしたら稼ぎとしては充分なんだろうが、人件費とメンテ代で利益はどれくらいになるのかな・・・と頭の中で計算してみたり。それはともかく、船から見える景色はすばらしいね。紅葉の季節にもう一度来ねばなるまいて。

 

船を降りると、レトロなゲームコーナーがあって懐かしくも微笑ましい気分に。

 

小腹が空いたので近くの飯屋(兼旅館)に入る。魚系を食おうと思ったら、「名物」なるものがあったので注文してみたが・・・これ普通のちらし寿司じゃね?こげなもんに1260円も払う価値があるとは思えないなあ。とげんなりした気持ちで、「名物に旨い物なし」という金言と、次来た時は魚系を食おうと決心を胸に店を出る。

 

 

裏手に回ると、飼い犬たちが軽トラに乗っていてかわいらしかった。

 

 

もう少し上に行くとこんな感じ。どうもデジャブがあるなと思ったら、青梅か!この辺の街並みって結構似通っているのかしらん。

 

 

駅前に戻ってくると、さっきは気づかなかった閉店のお知らせの出ている店を発見。まあこのご時勢経営が大変なんやろな~。などと考えながら、哀愁の漂う相模湖をあとにした。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日の合言葉 | トップ | むろみさんアニメ化 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ぶらり旅」カテゴリの最新記事