送別会～そして誰もいなくなった～

事務の人が辞めるということで先日送別会に行ってきた。


ちょうど休みの日だったんで、ひぐらし礼にケリをつけた後職場へ行ってみると、花を買いに行っててまだ移動の気配もない。ならしょうがねえやと近くの喫茶店できづきあきらの「伝染コンプレックス」を読む。


まあ社会的・公的には合意の上なら同性愛も近親相姦も別にどーでもいいと思っているが、それが直接自分に関わるとなれば、同じような反応をするかわからない。俺の身近にトランスセクシャルの人がいたらどうするだろう？そーゆうことを考えないとと思いつつ、考えすぎればかえって境界線を意識させるのも事実。差別に過敏になるとどうなるか…過度な言葉狩りなどを見ればその愚かしさがわかる。それにしても、この思考は「差別的な感情を抱く＝悪」という前提に基づいているが、それを真理として感情を短絡的に抑圧するのは問題あるんじゃない？多様性の肯定ってのをどう捉えるか、か。少なくとも、今の俺は確実に「チョコケーキ」だな……


おっといかん、こりゃ久しぶりの深海に潜るモードじゃねーか。このまま飲みに行ったら取り残されるわい。と山下書店に場所を変え、DMのデザインに関する本を立ち読み。最初は参考になればと思っていたが、すぐに鑑賞に重点が移って黒・白・ベージュの組合せ(新作映画公開のDM)を見て背筋をゾクゾクさせながら色彩感覚に思いを馳せる。


そして気が付けば30分くらい経過していたので携帯を確認するとメールがきており、すでに始まっているとのこと。「渋谷三丁目」に急いで移動。その後は普通に盛り上がって3時間ぐらい話し込んだ…


それにしても、うちの事務の入れ替わりって激しいよな。年度の始めにベテラン、中途、新卒、派遣が一人づついて、まずベテランの人がトラブルで異動し、新しい人がやってきた。それで順調に行くかと思われたが8月に派遣の人が辞めた。さらに12月で新卒と入れ替わりできた人が辞め、1月には中途の人が辞めることになっている。いやはや見事に誰も残らなかったな(苦笑)


まあ近いうちに職場の責任者が変わるから、来年度は平和に終わるといいね…そんなことを思った飲み会だった。