遠くの工場を近未来の要塞が如く妄想しながら歩くこと一時間、荒野は終わって普通の道路が始まる、と思いきや・・・この神社はナンすか?
境内があるわけでもなく鳥居だけが鎮座しており、そこには「世界平和」云々の文言が。
しばらくお待ちください・・・
もうしばらくお待ちください・・・
ようし、わかった!!(←わかってない)
この鳥居は、羽田空港(国際線ターミナル)一帯を神域に見立て、そこから世界に八紘一宇の精神が広がっていく未来を称揚するためのもだな!(`・ω・´)
空港に近すぎると宗教色にドン引かれるから(いわゆる「国家神道」の件もあるしね)、少し距離を置いた場所に建て、いずれ道路が完成した暁にはこれが聖域の境界をなす、てわけだ😌
いや~、日本はナンでもカミサマにしちまう才能に溢れた場所だとは思ってたが、まさか空港を依り代にしちまうとはね。恐れ入ったわ(・∀・)これには平泉センセや葦津センセも草葉の陰でビックリ、てとこだろう😀
とまあ茶番はこんくらいにしといて。この鳥居は(旧)穴守稲荷神社のもので、羽田空港の神社はまた別にありまする。知らない人にとってはアレな話に聞こえるかもしれんが、会社のビル屋上に神社も建てるし、シロアリの慰霊碑も作るぐらいだから多少はね(゜∀。)
ちなみにタイランドではドラえもんが神として祀られておりましたなあ。キラ(夜神月)は失敗したが、ドラは成功したというわけだ😀まあその意味では日本特殊論も間違ってるっすね~と脱亜入欧的オリエンタリズムには釘を刺しておこう(説明しよう!「脱亜入欧的オリエンタリズム」とは、他のアジア諸国は無視ないし軽視した上で、日本と欧米を二項対立的に捉え、「日本マジ特殊っすよね~」とやたら日本アゲするか日本サゲするような島国根性のことである!戦前の日本でも、タゴール「ブーム」などで似たような精神性が観察されるが、今日でも、宗教に限らずこれに縛られた言説はしばしば見られるのでR)。
でまあそんな話はどうでもいいわと、夕陽に照らされた彼岸を眺めやる。
冒頭の写真からもわかるが、ここはベンチではなく座椅子が設けられていて、ゆっくり川ん眺められるようになっている。
その光景と鳥居のミスマッチがとにかくおもしろい😆
「ひび建て」とは何ぞや?「平和」とは何ぞや?(突然の独眼鉄)
さて、川沿いの道はまだまだ続くようなので、このまま歩いてみることにしよう。
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