ひぐらし:祭囃しへ向けて

2006-03-27 19:27:24 | ひぐらし
ちなみに物語の必然性よりも製作者の意図を中心に考えた場合、こんな推測も可能。

・レナたちの行動や発言
=鬼編の展開と合わせて、彼女らが何らかの犯行と関わっている可能性をプレイヤーに疑わせる

・「二人の圭一」
=世界or圭一の異常をアピール。「祭具殿前にいた圭一」というのは、それに説得力を持たせるための演出にすぎない


それは要するに、発言や行動の必然性を無視してこれらの事象が挿入されたということである。ラノベ化すること自体は一向に構わないが、このあたりのことをなおざりにして終わらないでもらいたいものだ(特に罪編・皆編は解答編という意味での描写がひどすぎたから)。祭囃しは真相が明かされると言うが、話が大きくなりすぎていることを考えれば、世界の構造の謎や犯人の動機付け、属する組織について説明するのに膨大な時間を要することが想定されるし(つうか皆編程度の説明で終わったらマジギレしますよw)、またあたかも公約(?)のようになっている「入江=極悪人」や「大団円」に縛られそちらの描写が中心になれば、ますます出題編の中身を説明する余裕が無くなってしまうだろう。最後なんだし、しっかりと締めてほしいものだけどねえ…

それをやらずに自分の理論を振りかざし、風呂敷だけ広げまくったまま「俺がやりたかったのはこれなんだ」と自己満足で終わったどこかのアニメのごとく主張するのなら、説得力も魅力もない(例えばXYZがどーのこーのとか言う話とかだ)。せめて、まとめるところはしっかりまとめてから主張をしてもらいたいものである。

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